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介護職員初任者研修とガイドヘルパーの違いとは?

介護職員初任者研修とガイドヘルパーの違い

 

介護職員初任者研修は無資格でも学歴でも関係なく資格取得研修ができるとして人気を集めていますよね。その資格を調べていくと、色んな資格が他にも見つかると思います。「ガイドヘルパー」という資格も目につく事かと思うので、ここでは介護職員初任者研修とガイドヘルパーの違いについて見ていきましょう。

介護職員初任者研修は介護職の入り口

介護職員初任者研修は介護職の入り口

 

介護で働く人の多くがまず最初に目指す資格が介護職員初任者研修です。まずはこの資格を取得し、介護で働くという人が多いです。介護職員初任者研修の内容は、まずは介護というものを知ろうという内容です。

 

介護職はどんな職なのかという概要があり、老化や認知症、障害の理解を深めていきます。そして、実際に介護が必要な人とどうやってコミュニケーションをしていくかという事を学びます。

 

一言でまとめると、「介護職員初任者研修は介護の基礎」となる部分です。介護の概要なので、これからどんな気持ちで挑んでいけば良いかという心構えや、介護でのコミュニケーションのコツを学びます。

 

130時間の研修が必要になりますが、そのうちの75時間という半分以上を占める講座は「こころとからだのしくみ 生活支援技術」です。

 

介護の現場ですぐに使えるような技術や考え方を学ぶため、職場で講座が役に立つのは間違いないですよね。

 

参考:介護職員初任者研修のカリキュラム表

 

お仕事内容の違い

お仕事内容の違い

 

ガイドヘルパーは、日本語で言うと移動介護従事者の事です。「介護が必要な人が、移動する時に助けてあげる人の事」という意味になります。

 

歩く手助けや車イスを押してあげたり、介護が必要な人の代わりに本や書類を読んであげる、代わりに書いてあげる、着がえさせてあげるなどをするのがガイドヘルパーです。

 

ガイドは日本語で案内なので、介護が必要な人を日常生活で案内するのが仕事です。

 

「あれ?それって介護職員初任者研修と内容が一緒じゃない?」と思いますよね。そう、一緒なんです。介護職員初任者研修を修了しても、移動介護従事者として働けるんです。

 

しかし、介護職員初任者研修では重度の障害を持った人の介護ができなかったり、目が不自由な人の介護はできません。それを補うのが、ガイドヘルパーです。この点が介護職員初任者研修とガイドヘルパーの決定的な違いですね。

取得難易度の違いは?

取得難易度の違いは?

 

この資格は130時間の研修が必要な介護職員初任者研修とは違い超短期で取れる資格です。

 

ガイドヘルパーの資格を取得するためには、ガイドヘルパー養成研修というものを受けます。(都道府県によって呼び名が違う場合もあります。)ガイドヘルパーの資格は1日~5日ぐらいの研修で取れます。介護職員初任者研修とは違い修了試験もないので、資格を取得するのは簡単です。

 

受講資格は、都道府県によって違ってきます。介護職員初任者研修を受講した人じゃないとダメという地域もあれば、介護職員初任者研修の講座を受ける時にオプションでつけれる講座もあります。

 

受講の費用は2万円~4万円ぐらいです。低費用で簡単に取れる資格といえますね。

 

【関連記事】>介護職員初任者研修の難易度、修了試験の合格率

就職、待遇の違いは?

就職、待遇の違いは?

 

就職に関して、介護職員初任者研修だけを持っているよりもガイドヘルパー持っていたほうが当然有利ではあります。ただ、ヘルパーの求人を見ればおわかりようにガイドヘルパーを必須としている募集はごく少数です。そのため、ガイドヘルパーを持っているか持ってないかの違いで、就職に大きな優劣はないでしょう。

 

同じようにガイドヘルパーを持っている、というだけではお給料や待遇も特段に違いはありません。事業所によっては資格手当を支給しているところも中にはあります。ただし、数千円程度と金額的にはわずかです。

ガイドヘルパーは必要な資格?

ガイドヘルパーは必要な資格?

 

介護職員初任者研修とダブる部分が多いガイドヘルパーは、果たして必要な資格なのでしょうか?これには意見が別れます。ガイドヘルパーまでいらないという人もいれば、ガイドヘルパーをついでに取っておくという人もいます。

 

障害についての知識を深めるという点から考えると、あれば便利な資格かなというぐらいの認識です。しかし、これからどんどん介護が必要な人が増えるにしたがって、ガイドヘルパーは間違いなく必要になっていくとは思います。

 

介護職員初任者研修だけを受けるのも良し、ガイドヘルパーまで資格を持っているのも良しです。時間とお金に余裕があれば、ぜひ取っておきたい資格です。だけども、ガイドヘルパーはそこまで無理して取る資格でもありません。「できればある方が良い。」という認識で良いでしょう。

 

介護職員初任者研修とガイドヘルパーの違いまとめ

 

  • ガイドヘルパーがあると目が不自由な人など重度障害者の介護ができる
  • 取得は簡単(1日~5日)で取れる
  • 就職、職場での待遇のメリットは少ない
  • まずは介護職員初任者研修だけでも十分、無理して取ることはない

 

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改名で間違いワードが続出

ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修へと改名され「覚えにくい」「難しい」との声が多くなりました。確かに覚えづらい感は否めませんね。
ここへ訪れる方も未だにホームヘルパー2級で検索されている方やその他、間違ったワードで訪れる方が跡を絶たちません。

よく間違われるワード

介護福祉士初任者研修・介護ヘルパー2級・介護ヘルパー初任者研修・介護初任者研修・介護職初任者研修・初任者研修・・・など


実はホームヘルパー2級の時も正式名称は「訪問介護員2級養成研修課程」という少々覚えにくいものでした。呼び名は「ホームヘルパー2級」でも履歴書へ書くときはこの正式名称を記入していたわけです。


介護職員初任者研修になってからはホームヘルパー2級という呼び名そのものが無くなってしまいました。呼び名は「介護職員初任者研修」、履歴書へ書くときは正式名称の介護職員初任者研修課程(修了)と記載します。


間違いワードは情報収集の妨げになる事もあるので正しい「介護職員初任者研修」という名前を覚えておきましょう。


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