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介護職員初任者研修の受験資格について

介護職員初任者研修の受験資格について

 

高齢化社会が叫ばれている現在、介護で働く人の需要は高まっていますよね。こういった時代なので介護業界は忙しく、求人が多数あります。

 

そこで、介護の世界の入り口である介護職員初任者研修とはどんなものなのか、年齢制限や学歴、職歴など受験資格はどうなっているのか、基本的なところを見ていきましょう。

介護職員初任者研修ってなにをやるの?

まず、基本的なところからスタートします。そもそも、介護職員初任者研修とはなにか?という点です。それは名前の通り、介護をする人が初めて高齢者に接する時に必要な知識やノウハウを学ぶ研修です。

 

この研修は、少し前まで「ホームヘルパー二級」という名前でした。ホームヘルパーと言った方が馴染みが深いかもしれませんよね。

 

参考:ホームヘルパー2級が廃止 → 介護職員初任者研修へ

 

ホームヘルパー二級の時代では、試験がありませんでしたが現在はあります。また、ホームヘルパー二級では実技がありましたが介護職員初任者研修ではありません。(都道府県によってはあります。)実技がない代わりに、座学が多くなりました。

 

【関連記事】>介護職員初任者研修の難易度、修了試験の合格率

介護職員初任者研修は、なぜ改正されたの?

ではなぜホームヘルパー二級が介護職員初任者研修というのに変更されたのかというと、それは「ザ シンプル イズ ザ ベスト」が政府にあったからです(笑)

 

以前は、ホームヘルパー二級の他にも研修があったりと介護の資格は複雑でした。そして、ステップアップするためには様々な道があって分かりにくいものでしたし、研修によっては違う研修と内容がかぶるものもありました。

 

政府はこれから必ずくる高齢化の波に立ち向かうため、まずは資格や研修をシンプルにする事で介護に関わる人を呼び寄せ、キャリアップへとつなげようとしたわけです。

 

【関連記事】>国家資格「介護福祉士」までのキャリアパスが一本化

受験資格は、義務教育を卒業した人ならば誰でもウエルカム!

「介護職員初任者研修の資格は何歳から何歳までとれるのか?」となると、年齢制限は16歳以上となっています。つまり「16歳以上であれば生きている限り何歳でも資格がとれる!という回答になります。

 

介護職員初任者研修というと、なんだか難しい響きに感じますが、中卒でも高卒でも、大学生でも無職でも、主婦でも学歴や職歴に関係なく受験資格があります。義務教育さえ終わっていれば、誰でもウエルカムです。

 

最近は、主婦が社会復帰のために資格を取るという人が多いです。または、中高年が転職のために受講するという人も多いです。

 

それだけではなく、80歳になる人も資格を取るために勉強しているかたもいます。受験資格に学歴が関係ないからこそ、たくさんの人から人気の資格なんです。

介護職員初任者研修は妊婦さんにも人気?

介護初任者研修は、妊婦さんからも関心の高い資格です。なぜなら、出産後に働きたいとなると子供を預ける場所に困るからです。

 

ただ、妊婦さんに介護職員初任者研修の資格はおすすめできません。介護職員初任者研修は通信講座がありますが、自宅にいながら通信だけで取得できる資格ではないからです。

 

全カリキュラム130時間のうち、89.5時間は最低でもスクーリング(通学)で学ぶ必要があります。スクーリングでは生徒さん同士で、介護する側、される側にわかれ、ベッドから車いすへの移動の訓練をしたり、ベッドメイキングの訓練をするなど、体を動かす部分が多く、妊婦さんには体への負担が心配されます。

 

そういった理由から学校側も受講資格の定義で妊婦さんの受け入れをお断りしているのが実情です。介護職員初任者研修は全日制であれば最短1ヶ月で取得できる資格です。すでに妊娠されている方は、元気な赤ちゃんを産んでからの取得を目指しましょう。

受験資格まとめ

介護初任者研修の受験資格は、年齢制限の16歳以上さえクリアしていれば誰もが受験資格を持っています。資格を取っておけば職場を離れても復帰しやすいので、介護に興味があればどんな講座があるのか調べてみると良いですよね。

 

講座は学校に通ったり、通信教育で受講したりできます。介護職員初任者研修はホームヘルパー二級の時にはない試験があるので、勉強するならばみっちりと集中してやりたいですよね。学歴が関係ない資格だからこそ、大卒でも中卒でも同じスタートラインなんです。

 

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改名で間違いワードが続出

ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修へと改名され「覚えにくい」「難しい」との声が多くなりました。確かに覚えづらい感は否めませんね。
ここへ訪れる方も未だにホームヘルパー2級で検索されている方やその他、間違ったワードで訪れる方が跡を絶たちません。

よく間違われるワード

介護福祉士初任者研修・介護ヘルパー2級・介護ヘルパー初任者研修・介護初任者研修・介護職初任者研修・初任者研修・・・など


実はホームヘルパー2級の時も正式名称は「訪問介護員2級養成研修課程」という少々覚えにくいものでした。呼び名は「ホームヘルパー2級」でも履歴書へ書くときはこの正式名称を記入していたわけです。


介護職員初任者研修になってからはホームヘルパー2級という呼び名そのものが無くなってしまいました。呼び名は「介護職員初任者研修」、履歴書へ書くときは正式名称の介護職員初任者研修課程(修了)と記載します。


間違いワードは情報収集の妨げになる事もあるので正しい「介護職員初任者研修」という名前を覚えておきましょう。


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